毎年のことですが、12月に入るとその年に弊社で住宅を購入された方から「住宅ローン控除の方法について教えて欲しい」と連絡が入ります。
お問い合わせがあれば出来る限り分かりやすく説明を試みるのですが、正直なところ口頭で説明するのが、すこぶる難しい内容なのが税金等にかんしての説明です。
これは説明を聞くお客様は勿論ですが、説明をする私たちも同様です。
基本的なところですが住宅ローン控除は、勤め人の場合、購入した年に一度だけ申告をすれば、それ以降は一般的な所得控除と同じ形で勤務先が行ってくれます。
ですから税理士や関連の役所の方々、そして私たち不動産業者以外は制度を知っていても、申請方法などにかんしてほとんどご存じないのが実情です。
そのような口頭での説明を補う意味で、昨年も住宅ローン控除について詳細にブログを書いています。
基本的な申請書の作成方法については下記からブログを参考にしていただければ、ご理解が戴きやすいと思います。
【必見!住宅ローン控除を徹底解説!還付申告は早めに準備を】はこちらから
ただし前回のブログは、国税庁で運用している申告のシステムについて、使用方法を説明しているに留まり、住宅ローン控除の適用条件などについては紹介していません。
あくまでも利用できる方に向けたの内容になっています。
前回のブログをお読みいただいた方から、申請条件等について解説して欲しいとの要望が多くありました。
そこで今回は続編として、申請できる諸条件や令和3年の税制変更について解説します。
【居住条件】
そもそも居住が開始・・・・