小規模駐車場、増えすぎ?宇都宮・中心市街地の約10%に

宇都宮市中心部に小規模コインパーキングが増え続け、市が定める中心市街地地域(約320ヘクタール)で駐車場用地が約10%に達していることが12日までに、市中心市街地活性化協議会の調査で分かった。

「駐車場の利用者は多く活性化に寄与している」との声がある一方、「商業・住機能や街の魅力が低下し、にぎわいがなくなる」という指摘も。市は現在実施中の地権者アンケートを踏まえ、駐車場増加に歯止めを掛けたい考えだ。

同協議会は、コインパーキングと月決め駐車場について、中心市街地を住宅地図や航空写真で調査した。その結果、JR宇都宮駅や一番町、泉町周辺に多く、約32ヘクタールに上った。10台以上の駐車場は、市が作成したマップで2007年に137カ所だったが、14年は169カ所に増えた。

中心市街地の駐車場増加は全国的な傾向。少子高齢化、人口減少傾向にある中心市街地では、土地や建物を相続しても居住しない場合が多く、管理や売却も難航。土地が狭くアパートも建てられず、費用と手間が掛からないコインパーキングにする例が多いという。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20160413/2294979

引用 下野新聞4月13日 朝刊 より

 

月極駐車場が続々と100円パーキングになっているケースも多いですね。

2016/04/17