先日、宇都宮市長選挙に立候補している、野党推薦候補の金子とおる氏とLRT中止を求める会の行動について、エントリーに書きましたが。。。
【激おこ!?】宇都宮市長選の行方とLRT反対の会のミスリードとは!?
その後の続報を!
結局、公開質問状に対する返答はなし!
詳細は→[公開質問状]期日までにご返答はありませんでした
公開質問状はこちら→
「LRTの中止を求める会」に公開質問状を送付しました
結局、うその情報を垂れ流して、情報弱者の有権者をミスリードしたことを認めたことになるのでしょう。
まったく。。どうしようもない低レベルな行動で残念です。。。
(てか、こんなことして選挙違反にならないのですか??)
こういった、ことを一切報道しない、地元の下野新聞もどうかと思いますが。。。
有権者の一人として、しっかり政策論争で勝負してほしいものです。。
さてさて、雷都レールとちぎのフェイスブックページに正しい情報が掲載されているのでそちらを引用させてもらいます。
詳細はこちら→
ご案内「LRTを正しく理解しましょう」を配布・公開しました
さてさて、こちらの資料には記載できていない内容を、私の方で勝手に補足させてもらいます。(笑)
まずはLRT事業について、単年度の採算を考えすぎるのは間違っているでしょう。
清原工業団地から、県税市税を、年間130億円も徴税できている時点で、少々の赤字はペイできているとも考えられるし。。
LRTや追加の開発投資を行わないで、工業団地そのものが衰退して、税収が減ってしまう方が、市にとってはよっぽどダメージになります。
まして、芳賀町にある、ホンダ技研の研究所とそこにまつわる仕事や消費の恩恵まで加えたら、間接的に宇都宮市が徴税できている収入もかなりあるはずです。
さらに言うと、公共交通や公共事業に採算を持ち込み過ぎるのは危険です。
反対派の人達の意見はすごーく矛盾しております。。
例えば、上下水道でいえば、郊外の事業は全部赤字になるし、郊外の道路の建設も、費用対効果が合わない赤字路線になるので作れません。。
そうなったら、人が住むエリアを今よりもっと限定して、『公共事業の採算が合う地域だけに住め!』ってことになってしまいます。
福祉、福祉と叫びながら、やっていることは、公共事業を採算、採算と責め立てる弱者切り捨て政策。。
病院も赤字になりそうなら建設しないし、閉鎖もするんですよ??何でも反対の皆様??
郊外の上下水道代も採算が合わないので、そこに住む人には大幅に値上げを要求するんですよね??何でも反対の皆様??
と、採算ばかり語ってしまうのは危険です。
重要なのは、成長と支出のバランスです!
公共交通は、街の将来の成長に向けての大きな投資になります!
単年度の赤字や黒字に左右されずに、長期的な街の発展にどう貢献させるかを考えるべきでしょう。
逆に、福祉予算などは成長は生みませんが、必要な支出です。
しかし、財源の元がなければ、福祉も行政サービスも成り立たちません。
街が衰退する一方になれば、今は良くても将来は福祉も廃止せざる得ないのに。。
人口維持策や成長戦略なくして、福祉を声高に叫ぶ危険な思想。。。
歳出カットばかりで、未来への投資ができないと、街は消滅の方向に向かいます。。
当然です。
衰退が進む街になると、移動できるできる若い人からどんどん転出してしまい、動けない年寄りだけが残るからです。
つまり、税金を払う人が誰もいなくなり。。福祉も行政サービスもなくなっていく。
破綻した夕張市の現状をよく見たほうがいいでしょう。
最近、やっと。。
アメリカでトランプ候補が大統領選挙で勝利して、公共事業の重要性を世界中で再確認する方向に動き出しました。。
やっとまともな時代が来た!!
日本は今、マイナス金利で、お金をほぼタダで借りられる。
必要な公共事業をいつやるの??
『今でしょ!』
日本中で必要な公共事業は、まだまだ沢山あります。
将来の成長投資を行える『今!』がきているのです。
ノーベル経済学賞を受賞したするスティグリッツ教授の本に、公共事業の必要性がわかりやすく書いてありますので、何でも反対派の皆様は必読ですよ。(笑)
サンプラン荻原功太朗のブログ『宇都宮不動産屋のホンネの話』(Blogger で見る!)
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