宇都宮市のLRT(次世代型路面電車)は、2024年4月の月間利用者数が42万1613人となり、月別で開業後最多を記録しました!
LRTに否定的な方々の心配をよそに、開業時の特需を超える月間利用者を記録しました。
→LRT利用者が月別最多を記録 4月に42万1613人、開業直後の特需超え 「新生活」需要か(下野新聞)
それだけ、地元に根ざした庶民の足として、LRTが定着した結果の現れです。
「2ヶ月くらい経ったらガラガラになる」、「落ち着いたら乗ってみようといって1年以上経過」、などの否定的な予想はことごとく外れ、LRTは予想以上の大盛況なのが現状です。
そして追い打ちをかけたのが、バスの運転手不足の深刻さが表面化し始め、すでに宇都宮市内でもバスの減便が始まっています。
過去ログ→【宇都宮市のLRT西側延伸、待ったなし!?】バス運転手不足で公共交通の崩壊が始まっている!
最近は、SNSを見ていても、LRTについて否定的な意見を見かけることがほとんど無くなりました。
それだけ、心配していたことがことごとく外れ、全国からも新たな公共交通の成功例として報道される機会が増え、注目を集めた結果でしょう。
LRT開通と共に駅前イベントも増加!
LRTが開業してから、JR宇都宮駅周辺では、明らかに人の滞留が増えています!
再開発された東口駅前の広場ではイベントが頻繁に開催されるようになり、再開発前には考えられないにぎわいを見せています。
ゴールデンウィーク期間中にはJR宇都宮駅東口駅直結のライトキューブ宇都宮でバスケ「3x3」オリンピック予選が行われました。
東口駅前でバスケのオリンピック予選が見られるようになったなんて、宇都宮が都会的な街に大変貌したのを実感します🙌
屋外の交流広場にもコートが設置され、多くの子供達がバスケを楽しみました!
LRTをバックに駅前でバスケ楽しむ子どもたち。
街の顔としての場所が、なんとも微笑ましい雰囲気に包まれていて、素晴らしいですね😊
LRTと相性抜群なアルコール!
マイカー依存が深刻な地方で問題になるのが、飲酒運転です。
「ちょっとだけなら、、」なんて甘い気持ちでの飲酒運転が絶えないのがマイカー社会の現実です。
飲酒運転による悲惨な事故も全国で散見します。
運転代行業が普及したとはいえ、お昼に営業している代行業者は宇都宮市ではほとんど見かけないですし、週末の夜ともなると、代行待ちで苦労される方も多いのではないでしょうか。
LRTのような公共交通が近くにできても、マイカー依存していたら利用する機会がない方も、かなりの数でいるのは間違いありません。
街全体として、マイカー依存からどのように脱却するかが、宇都宮市が目指すコンパクトシティ構想の成否に関わる最大の課題です!
過去ログ→【宇都宮市のコンパクトシティ構想の成否を決めるのは〇〇だけ!?】他都市の失敗例から見えることとは・・!?
LRTに否定的な方の多くは、実際にLRTを利用したことがない方が多いと思います。
実際にLRTを利用しマイカー以外で宇都宮市内を移動してみたら、マイカーにない良さも理解できるはずだからです。
LRT利用のきっかけとして、アルコールを伴うイベントを活用する!
先月、東口駅前広場で行われた「栃木クラフトビアフェスタ2024」は多くの人でにぎわい、大盛況でした!
イベントがきっかけとなって、LRTを利用した沿線の方々もかなりの数いたでしょう。
公共交通が充実した都会になればなるほど、アルコールを昼夜問わず気軽に楽しめます。
マイカーに依存せざる得ない地方では味わえない新たな体験が・・・・・