新築の分譲住宅を販売する大手デベロッパーが物件の大幅な値引きを開始しました!
宇都宮市と周辺の新築分譲住宅を一律、20%前後値引きして
販売価格の見直しを行いました。
それだけ、在庫が急増していて。。
販売が低迷しているということです。。
ひと月前まで4300万円で販売していた物件が、今月から3300万円!
20%以上も値引き販売されている物件もあります!
宇都宮市の不動産市況も明らかに、天井を打って調整局面に入ったのは間違いないでしょう。
今までは、売主さん有利な上げ相場でしたが、
これからしばらく、買主さん有利の下げ相場に突入でしょう!
現在、物件の売却活動をしている売主さんは、
『時間を掛けてゆっくり販売する』 か 『値引きしてさっさと売り抜ける』
この2択になっていくでしょう。
時間を掛けて相場が戻ってくれば良いですが。。
現実は在庫が積み上がっている今の状態では相場の調整まではしばらく時間が掛かるでしょう。
相場が更に、下がって、物件の価格全体が下落する可能性も高いので、
余裕のある方は、さっさと値引きして売り抜けるのが得策でしょう。
そうは言っても、『ローンが残っていて、安くは売れない。。』
そんな皆様も多いかと思いますが。。。
一旦相場が調整局面に入ったら、簡単に戻ることはありません!
まして年々、空き家が増えることが確定している日本。。
宇都宮市でも不人気エリアは中古住宅の在庫が積み上がってきています。
多少ローンが残っても、大幅に値引きして、マイホームの処分を決断しなければならない時期でしょう。
しかし!
相変わらず、人気エリアの物件は品薄で、足が速い。
宇都宮市でも人気エリアの物件は売り急ぐ必要はないでしょう。
特に、中心市街地や周辺文教エリア、JR宇都宮駅から3キロ圏内、駅東(泉が丘小・中学区)エリアの物件はまだまだ供給が少ないので、物件があれば相場は維持もしくは、値上がりも期待できそうです。
一方、宇都宮市郊外の不人気エリアはこれから価格が暴落するリスクが非常に高まってきています。
新築住宅と中古住宅の価格が変わらなければ、誰だって新築住宅を選ぶでしょう。
宇都宮市郊外の物件は格安の新築住宅と競い合わなければならない状態になり、新築の販売が一巡するまで、相場の反転が難しくなるでしょう。
しかし、人気エリアは、分譲デベロッパーも値引きはしません。
今後も、物件の供給が少ないことから、値引きを期待しても現状の相場もしくは多少の値上がり傾向に落ち着くでしょう。
宇都宮市の不動産も、本格的な価値の2極化が鮮明な相場になりました。
不動産は立地がすべて!
これから、マイホームを検討されている皆様は、立地にとことんこだわって購入しないと、
売れない家を買うことになってしまうので注意が必要です。
サンプラン荻原功太朗のブログ『宇都宮不動産.com』
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