今でこそあまり使われなくなった言葉ですが、昔は不動産業者を「千三つ屋」(せんみつや)などと卑下して呼んでいる時代がありました。
「千の話のうち、本当のことは三つしか言わない」つまりは嘘ばかり吐く連中、ほどの意味です。
現在は不動産に関連する法律も整備され、また契約前に物件の重要事項説明をおこなう宅地建物取引主任者が、弁護士や司法書士と同じ「士業」に格上げされるなど、嘘ばかり吐くような不動産業者はほぼ存在していないと思います。
ですが不動産業者は、現在においても多少なり「色眼鏡」で見られていることも事実です。
これは賃貸や売買を問わず、不動産に関してのトラブルが日常的に発生しているからかも知れません。
日常品の売買でも、性能や使い勝手が「思っていたものと違う」とクレームになることも多いのですが、不動産は・・・・
2021/09/18