長い間、不動産業界にいますが、毎度のことで物件の囲い込みはの横行にうんざりすることが多々あります。。。
不動産屋の仕事では、レインズ(業者間ネットワーク情報)を見て、新規で登録された物件の資料をもらって、広告に関する確認をするのが日常です。
(てか、情報がなぜクローズ前提なのかが疑問ですが・・)
買主を探す業者:『こちらの物件の広告掲載は可能ですか?』
売主に付く業者:『おたくのお店に来た方だけに紹介して。広告はダメ。』
こんな会話がいつものことです。
いつも思うのですが。。。
これって、よく考えるとおかしいですよね。。
例えば、弊社のホームページを見て頂いてる皆様は、もうすでに弊社のお客様では??
来店して、資料をもらうのと、ネット店舗で資料をもらうのって、何がそんなにちがうの??
広告を掲載させない元付け業者は、もちろん!自分の会社のホームページやポータルサイトには物件情報をきっちり掲載しています。
これって、すでに物件の囲い込みじゃないですか?_?
売主さんが直接、
『あまり広告を出したくないから、そちらのホームページや広告だけに掲載して。』
と、指示したのならわかりますが。。。
そんなことを言う、売主さんはまずいません。。
ほとんどは、不動産屋の自分勝手な都合で、このような情報の囲い込みが行われているのがいつものことです。。
ようは、自分のところで買主さんも見つけて両手取引して、売主買主さん双方から手数料をもらいたいので、広告掲載にNGを出すのです!
これって!売主さんにとってまったくの不利益!
だって、
売主さんにとってのミッションは?
できるだけ早く、高く、売れること!
そのためには?
できるだけ多くの購入検討者をみつけて、物件の購入を競い合ってもらうこと!
そのために必要な事は?
できるだけ早く、広く物件の情報が流通すること!
売主さんの味方でなくてはならないはずの元付け業者が、売主さんの不利益になることを当たり前にやっている日常。。。
とある調査によると、不動産業界について70%くらいの方がネガティブなイメージを持っているそうな。。
こんな事ばかりやる業者が多いから、いつまでたっても不動産業界のイメージが悪いのは当然ですね。。(T_T)
そういったことに対応するため、現在ホームページ上に会員システムを導入する会社が増えてます。
ようは、情報の囲い込みをしている業者の物件をネット上で公開するためです。
不動産業界で会員システムが増えている裏側にはこんな事情があるのでした。。
こういった、情報の囲い込みをする、悪徳業者探すのは簡単です!
ホームページなどで物件の掲載情報が少なく、他社で見ない情報ばかり掲載されている会社があれば、ほぼビンゴです!
そうやって、情報を囲い込んで、買主さんを直接、自分の会社に誘導したいのです。
売主さんは、自分が依頼した不動産屋さん以外のホームページに自分の物件が掲載されているかチェックするといいですよ。
もし、依頼した不動産屋さん以外のホームページにご自分の物件が掲載されていなければ、情報の囲い込みは、ほぼ確定ですので、他の業者に依頼を変更するのが賢明でしょう。
物件の囲い込みは、買主さんにとっても・・・・・・
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